映画（マスク）ピーター・グリーンが自宅で遺体となって発見される

俳優のピーター・グリーンさんが60歳で死去した。グリーンさんは金曜日、ニューヨークのロウアー・イースト・サイドにある自宅で遺体で発見されたとマネージャーのグレッグ・エドワーズ氏が発表した。正確な死因は明らかにされていない。
外国メディアによると、午後３時２５分ごろ、クリントン通りのアパートで意識不明の男性に関する９１１通報があった。この日、現場に派遣された救急隊員が死亡を確認した。管理人は「本人の安否を確認するため、家の中で24時間以上音楽を流し続けていたと承知している」とし、「今週初めにも電話で話をした」と述べた。
ピーター・グリーンは、クエンティン・タランティーノ監督の映画『パルプ・フィクション』（1994年）で冷酷な警備員ゼッドを演じ、国民に強い印象を残した。同年に公開されたジム・キャリー主演の『マスク』にも悪役ドリアン・タイレル役で出演し、存在感を示した。マネージャーは「ピーターほど悪役を演じた俳優はいなかった」「人には知られていない温かくて優しい一面も持った人だった」と賛辞を送ったという。
グリーンは多くの作品で強力な脇役を演じ、1993年の映画『クリーン、チェイヴァン』で統合失調症に苦しむ男性を演じ、批評家から好評を得た。