
ビリービーンミュージックは10日、「所属アーティストユ・ダビンを相手に『芸能活動差し止め仮処分申請』を提出するとともに、契約違反に対する3億ウォン相当の損害賠償請求訴訟も進めている」と明らかにした。これは、改ざんに関して外部勢力であるMPMGに対して進行中の刑事告訴とは別の訴訟であり、専属契約に違反し改ざんに関与したアーティストの民事責任を問うことが目的である。
ビリービーンミュージックのビリー・キム代表はユーチューブチャンネル「ビリーショー」を通じてユ・ダビンが現所属事務所ビリービーンミュージックに要求した具体的な不当要求を明らかにした。
キム代表が発表した資料によると、ユ・ダビン側は契約期間が残っているにもかかわらず、手付金4000万ウォンの追加支払いや200席以上の公演の開催拒否など、既存の契約を無視した不当な修正案を提示した。
最も物議を醸しているのは、「MPMGの従業員の紹介」という要求である。現在の代理店と競合する可能性のある別の代理店から従業員を雇用するという要求は、業界の常識に基づいて受け入れられない条件である。これについてキム代表は「会社側がいくつかの譲歩をして調整を図ったが、結局は単純な待遇改善要求ではなく、契約を改ざんしようとする外部勢力と共謀して意図的に契約解除に導く過程だった」と述べた。
ビリビアンミュージックはユ・ダビンが専属契約に違反し、MPMGの改ざんに同意して独自の措置をとったことによる損害賠償を求め、3億ウォンの損害賠償訴訟を起こした。また、契約違反期間中に生じた利益の返還請求も行います。
ビリー・キム代表は「ユ・ダビンはビリビアンミュージックと有効な専属契約を結んだアーティストである」と強調し、「今回の訴訟は同社の多大な経済的損害を回復するだけでなく、信仰を破り改ざんに同情するミュージシャンが二度と現れないよう業界に強い警鐘を鳴らす目的もある」と付け加えた。



