インドのウダイプル市にある動物救助センターAnimal Aid Unlimitedの会員が瀕死の状態で道路に倒れている犬を発見した
起きられない状態にもかかわらず人々を見て熱心にしっぽを振っている
その姿から「まだ生きたい」という犬の意志を感知した職員は、子犬を抱き上げて車に乗せて救助センターに連れて行った
検査の結果, 犬はしかのDistemperにかかっていたことが明らかになった
犬はしかDistemperは世界中で見られる犬のウイルス性疾患である
人には感染しないが、犬には致命的な症状をもたらす
高熱に苦しみ, 道端で死を迎えるほどの絶望的な状況にあったが, この犬は生きる望みを失わなかった
子犬に残った最後の力を尽くしてしっぽを振って救助隊に助けを求めたのだ
助けてください」と言うように、残りのすべての力を尽くして一生懸命しっぽを振ったのだ
犬はしかDistemperに特別な治療法はない。2次感染を防ぐために抗生物質を投与し、脱水防止で輸液治療を行う
センターの職員たちは14日間犬の看病を続けた。そしてこの犬の強い意志が奇跡を呼んだのかもしれない
2週間後、子犬は食べ始めた そしてまた自分の足で歩けるようになったのだ
子犬は今もしっぽを振っている 喜びと感謝の気持ちを込めてしっぽを振る
人間の話せない犬はそのしっぽで自分の意思を伝えようとしているのだ
そして人と犬の心が通じ合った時奇跡が起きる