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りゅう座にある2MASSJ 17554042 6551277という星とその周辺を写した写真です。 露出の総時間は2100秒程度です。
明るく見える星の周りには遠くにある銀河が見えます
18m地上望遠鏡の観測と比較
望遠鏡光学部は写真を撮影した近赤外線カメラNIRCamに対してほぼ完全に整列された状態です。
まだ中赤外線機器やその他の科学機器は整列されていないので, 今後はこれらの機器の整列を行い, 最終的に光学部校正を行う予定です
今回も、鏡の並び具合を見せる鏡セルカの画像が公開されましたが、初めて公開された時に比べて鏡の明るさが非常によいという事実が分かります。
それは, すべての鏡の焦点がカメラに正確に99位合わせられていることを意味します
この写真は望遠鏡の外部のカメラではなく、望遠鏡の中にあるNIRCamが撮影したものです。
NIRCamアセンブリハードウェア配置図と光学部OTEから入ってくる光路青色
反射望遠鏡をお使いになった方はご存知の通り、光学部の光軸がずれていて焦点が合わない場合接眼部を通じて鏡の姿がそのまま見えます。
NIRCamはイメージセンサーに入ってくる光路で機械的に特殊レンズを挿入し、任意で光軸を開けることができます。 これをピューピルイメージングレンズPILといいます。
PILを挿入したときに撮影された画像は、ミラーセグメント整列作業過程で鏡面の状態をフィードバックする用途で使用されます。
ありがとうございます。
参考
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