この映画はマンハッタン計画を主導した原爆の父ロバート·オッペンハイマーを描いた内容で、「核兵器開発による倫理的ジレンマを米国の視点から眺めたものと見られる」試写会で観覧した本国関係者の中には上映後衝撃を受けて言葉が続かない人もいれば、映画で受けた衝撃から精神的に回復するのに1週間かかったという人もいるという
唯一の被爆国である日本はオッペンハイマーが描く素材の直接的な当事者だ 本国アメリカでは7月21日夏シーズンの大作映画の一つとして公開されるが, 現在日本での公開予定は全く知られていない これまでノーラン作品はワーナー·ブラザースが配給を担当してきたが、今作はユニバーサル·ピクチャーズに移管されたため、日本公開は東宝東和が担当する
日本としては政治や感情面で非常に敏感な内容になるとみられ、格別の慎重さが求められる この映画の公開意向についてこれまで国内発表がないのは、8月6日広島9日長崎原爆投下日や15日終戦記念日と重ならないようにするための配慮である可能性もある
