延慶選手村で生活する選手と韓国選手団の役職員の言葉を総合してみると、選手村の食堂では中華料理だけでなく、他のアジアの国の食べ物、洋食など多様なメニューが提供される。しかし、事実上、全てのメニューが「油っこい中国風」だという。 延慶選手村で選手支援を総括する金ヨンビン韓国選手団副団長は、「料理が上手だという中国だと信じていたが、どうも彼らは失敗したようだ」とし、「全ての料理を中国のやり方で真似した感じだ」と話した。大韓体育会は、「東京五輪の時は、豊富な韓国料理弁当を選手らに供給したが、今回は、中国の防疫規定のため、それもできずにいる。金副団長は、「それでもカップ飯など韓国の即席料理の食品を持ってきて、望む選手たちに提供している」と話した。さらに、「ところで、私が北京や張家口など、他の選手村にも行ってみたら、延慶はそれでも食べ物が一番良かった」と言ってはははと笑った。