
Aさんは2024年6月に警察官試験に合格し、中央警察学校に新人警察訓練生として入学した。
入学から約1週間後、Aさんは、リビングルームに5分ほど遅れて入ってきた同じ研修生のBさんを電話中に罵声を浴びせ、それ以来毎日のようにBさんに嫌がらせをするようになった。
Aさんは約1か月間、Bさんに対し、「高校で会っていたら、ただの階段だった」「コネを使っていじめてもいい」などと1日平均10回ほど暴言を吐き、リビングの廊下で鉢合わせた際には、首の後ろを引っ張ったり、道をふさぐとしてわざと肩をぶつけたりした。
仲間の実習生の前で、Bさんの胸ぐらを掴んだり、手のひらで背中を叩いたり、さらにはBさんの食器棚から飲み物や食べ物を勝手に持ち出したりした。
結局、この事実は学校側に発覚し、Aさんは入学後3ヶ月で退学処分となった。
しかし、Aさんは「暴言は冗談で暴行も軽微で退学は不当だ」として学校を相手に行政訴訟を起こしたが、裁判所は認めなかった。
容疑は真実です
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