
さらに、中国の国家データベースとの国際的なDNA比較が行われ、容疑者が朝鮮族である可能性が残されたが、一致する結果は得られなかった。
このため、警察は生存者だけでなく死亡者にも対象を拡大することを決定し、事件に関連した可能性のある死者56人を候補者リストに加えた。この過程で、事件当時、新井洞(シンジョンドン)のビルで管理人を務めていたA氏(犯行当時60代)が最有力容疑者として浮上した。
しかし、Aさんは2015年にすでに死亡しており、火葬された。遺骨からDNAを確保することが不可能になったため、警察はAさんの生前を中心に京畿南部地域の病院と診療所40カ所を訪問し、医療サンプルの有無を確認した。このうち、ある病院はAさんの生体サンプルを確保し、国立科学捜査研究所が分析した結果、最終的に犯人のDNAと一致することが確認された。
20年に渡る未解決事件の真相が明らかになる瞬間だ。
https://n.news.naver.com/article/654/0000152702



