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自分が運んだ遺体が母親であることを遅く知ったパレスチナ救急隊員


パレスチナ救急隊員がイスラエル軍の攻撃で死亡した女性の遺体を移送しているうちに、遅れて自分の母ということに気づいた残念な事情が分かった。
AP通信の先月31日(以下現地時間)報道によると、ガザ地区で救急隊員として活動するバルディーニは前日、イスラエル軍の空襲を受けたガザ地区中部に出動し、仲間たちと共に現場で死亡した遺体を収拾した。
病院に到着した彼は、遺体が載ったストレッチャーを下げて遺体を病院の安置室に移動し、安置室で病院の医療スタッフが身元確認のために白い布を下ろしたときに、自分が収拾した遺体が母であることを遅く知った。
バルディーニは遺体のそばで「母親だとは思わなかった」と呆然とした。

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