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少し味の抜けたローマ皇帝たちの趣味

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(1)第2代皇帝ティベリウス
(2)若くて地球が億劫な水準で不幸な家庭史を経験したせいで
(3)ティベリウスは年を取るにつれて 性格が厳しくなっていったんですが
(4)晩年のティベリウスとの夕食は招待客にとって地獄だった
(5)ティベリウスは若い頃軍団兵たちと一緒に食事をした人なので
(6)メニューからが皇帝の食卓で、お客さんが驚愕するほど質素で気になるほどだったんですが
(7)もっと深刻な問題は、年老いたティベリウスが一番好きな遊びだということです
(8)ヘカベグリス神話の中でトロイの王妃の母親は誰なのか、そしてセイレンが歌った歌は何なのか、といった
(9)神話に関する非常に曖昧な質問を投げかけ、一人で割って面白がるのだったからだ

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(1)第4代皇帝クラウディウス
(2)先天的障害にもかかわらず、特有の誠実さと努力で
(3)帝国の行政官僚システムを一層進歩させた名軍クラウディウスは
(4)後世の学者たちに帝政初期の隠れた名君として再評価されましたが
(5)生前はイメージがあまりよくなかった
(6)彼は剣闘の大ファンであり、大変な後援者だったが、よりによって死にかけている剣闘士たちの顔を見るのが好きだった
(7)市民から残忍で血に渇いた皇帝という悪評を得てしまった
(8)また、脳性麻痺によって若い頃、歴史研究に没頭するアサとして半生涯を送ったせいか
(9)皇帝になってから市民の前でつまらない冗談を言って
(10)雰囲気を冷やす悪い癖があったそうだ

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(1)第5代皇帝ネロ
(2)熱心なギリシャ文化の根底にあったネロは、オタ活への欲求を満たすために直接ギリシャを訪問した
(3)彼の歴訪の目的は国政を探ることではなく、オリンピアイストリア·デルフォイなどの聖地を巡礼し
(4)そこで開催される主な祭典に自ら出場することだったので
(5)オリンピックはネロの日程に合わせて史上初の早期開催となる寸劇まで行われた
(6)当然ながら優勝者は早くも決まっており, 審判や優勝候補には事前に多額の激励金が与えられた
(7)ネロは音楽にも誰よりも熱い情熱を持ち、当代最高のリラ奏者を宮廷の師匠として雇い、最初は友人を相手に個人演奏会を開き、後で臣民の前で皇帝の演奏会を開いたネロが小さくて不明瞭でハスキーな声で彼の好みだった神話の男女の悲劇をリラ伴奏に合わせて歌っている間
(8)聴衆はフライトリアーニ近衛兵が鷹の目で監視している間に座席を離れることを禁じられたが
(9)ネロが夜遅くまで何時間も基本的に脳卒中を起こしていたので聴衆は本当におかしくなりそうだった
(10)後日偉大な皇帝になるベスパシアヌスは到底耐えられずうとうとして島に帰養しなければならず、さらに何とか劇場の外へ脱出するために卒倒して倒れたふりをした観客までいたと伝えられている

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(1)第8代皇帝ヴィテリウス
(2)ヴィテリウスはローマの豚というニックネームを持つほど暴食的だった
(3)暴食家としてどれだけ有名だったかというと、ローマ貴族が満腹になれば吐いてまた食べるという俗説の元祖が他でもないこの人だ
(4)彼は宴会で魚2千羽の鳥7千羽を料理材料として使うほど贅沢をし
(5)本人と側近の遊興だけのための飲食代だけで9億セステルティウスを使ったが
(6)アウグストゥス時代のローマ帝国の年間収入は平均4,000ドルです
(7)マンセステルティウスであったことを考えると
(8)gdpの増加を考慮しても, それは文字通り狂った消費だった

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(1)第14代皇帝ハドリアヌス
(2)偉大な五賢帝の一人であるハドリアヌスは
(3)もちろんネロナコムモドゥスのように国政を投げ捨て、オタ活や
(4)ハダ帝国を滅ぼさなかったが
(5)彼はギリシャの文化と芸術に深く根ざしていた
(6)彼はギリシャ語で数多くの詩や手紙を書いたが, 残念ながら今日ではほとんど伝わっていない
(7)彼はギリシャ語の歌とフルートが上手だと公然と自慢していた
(8)しかし、ハドリアヌスの芸術に対する情熱は、歪んだ抜け目で多少色あせてしまった
(9)彼はコロフォンのアンチマックスという古代のドッポジャブ詩人の大ファンだったが
(10)アンチマルクスの文体に従って詩を作り自叙伝も書いた
(11)もちろん好みは尊重されないといけないけど
(12)コロフォンのアンチマックスがイリアスを書いたホメロスより上
(13)対すると主張して回ったのは
(14)どう見ても常識的に度を越したことだった

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(1)第17代皇帝コムモドゥス
(2)ギリシャオタクなら欠かせないコムドゥス
(3)オリンピア祭典に直接出場したネロよりはオタ活の濃度が低かったが、この人もまた同じことをした彼はギリシャ神話の英雄ヘラクレスを模倣することを楽しんだが
(4)直上の彫像もヘラクレスをコスプレしたものだ市民に自分がヘラクレスのようなアルファメールであることを示すため
(5)コロシアムでライオンの皮をかぶったままヒョウ、ライオン、牡牛などの動物を
(6)重い棍棒で叩き潰すパフォーマンスを披露したという
(7)もちろん, 動物は皇帝の安全のために何日も飢えていた 市民の反応はこの病気だったと
(8)しかも一度はヘラクレスがヘラが送った巨大カニと戦った場面を再現するということで
(9)生きているキングクラブを足で踏んで殺すという奇行を見せたりもした

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(1)第23代皇帝エラガバルス
(2)エラガバルスはローマ史上最も乱雑で放蕩な趣味を送った皇帝だ
(3)彼は宴会に招待された客に馬糞やゴミを入れた食べ物をもてなして強制的に食べさせ
(4)行事の際に花びらを浴びせかけ, 何人かを窒息死させる入るか
(5)10代の美少女たちにくつわと馬具をくわえて馬のように接しては
(6)二輪馬車に縛ってローマ市内を歩き回り、市民に
(7)金貨を投げるなど各種奇行を犯した
(8)何よりエラガバルスは両性愛者性向だったが
(9)荷物を女にすれば帝国の半分を与えると布告令を出した上
(10)よりによって刺さる役を好んでローマ人に軽蔑された
(11)結局エラガバルスはローマ人にとって最悪の不名誉な記録抹殺国家の敵弾劾3種セットを達成する最後を迎えた
(12)これはコムモドゥスもできなかった

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(1)第52代皇帝ホノリウス
(2)テオドシウス大帝の息子であり、西ローマ帝国の初代皇帝ホノリウスは
(3)父の遺伝子を受け継いだのかと思うほど統治ができていなかった
(4)彼はゲルマン族が国境を越えて帝国各地を略奪する中でも鶏を飼うことを趣味とし
(5)その中で一番愛する鶏にローマという名前をつけたんですが
(6)ある逸話によると、西ゴート族の大王アラリクがローマの城門を突き抜けて略奪を行い、伝令がローマが殺されたと伝えると
(7)これに対しホノリウスは悲しく泣きながら、「うちの鶏ローマが死ぬなんて」と嗚咽したが
(8)伝令がそうではなく、都市ローマが陥落したと説明する
(9)ホノリウスは顔色が変わり、何だよ。僕は鶏の話である
(10)かと思った」と安堵したという

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(1)第96代皇帝ヴァシリオス2世
(2)東ローマの中興期を率いた名君ヴァシリオス2世は趣味が全くなかったことで有名だ
(3)彼は音楽や美術のような文化活動に無関心なのはもちろん
(4)特に好きな食べ物もないし、服も適当に着て洗うのも嫌いだし
(5)壮大な建築物 盛大な儀式 お金だけが出回り、面倒くさいことだと嫌がった
(6)それに女にも関心がなくて皇帝なのに一生結婚せず独身で暮らした
(7)結婚していないだけでなく、皇帝なら一人はいるはずの女性との恋愛エピソード自体が一つも伝わらない
(8)ところで行政力一つだけは大変だった

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